探偵と一口に言ってもピンからキリまで記述も信頼度もバラバラです。
依頼人に誠心誠意対応してくれる誠実な探偵もいれば、少しでも依頼人から金を引き出そうと考えている悪質な探偵も残念ながら存在します。
依頼する相手を間違えば費用がかさんでしまうだけではなく、きちんとした仕事をしてもらえない可能性もありますから、信頼できる探偵を探して依頼することが重要です。
探偵業届出の確認
信頼できる探偵かどうかを見分けるためには、事務所の登録を確認しましょう。
今現在探偵を規制する法律は存在せず、きちんとした監督官庁による指導もありません。一昔前までは、探偵であると自称すればだれでも探偵を名乗って仕事ができたのです。
そのため探偵には悪質な人物も少なくないのですが、その中でも信頼の目安となるのが、探偵業法による登録の事実です。
法律の改正により、探偵業を営む場合は警察への届け出が必要になっています。探偵業法に基づいて届け出をした業者には「探偵業届出証明書」または「探偵業開始届出証明書」が交付されています。
その届出証がある興信所であれば、きちんと登録をして開業しているという証拠になります。ただし、登録に際して厳しい審査や資格が求められることはなく、基本的には届け出さえすれば許可は誰でもとれます。信頼度の一応の目安にはなりますが、過信は禁物です。
業界団体への加盟
もう一つの目安として、日本調査業協会等に加盟しているかどうかというのもポイントになります。
いわゆる業界団体ですが、信頼と実績をはかるための目安になるので、加盟している興信所であれば一定の信頼ができます。
登録についてはあくまでも信頼の目安であり、信頼できる業者なのかは最終的には自分で判断するしかありません。
調査料金の明示
信頼できる業者を見分ける一つの方法として、料金を明示してくれるかどうかをチェックする方法があります。
健全な業者は、浮気調査を依頼した時に必ず契約前に料金の見積もりを提示してくれます。料金についてはっきりしたことを話さなかったり、具体的な明細を提示してくれない業者は信頼性に疑問があるので注意が必要です。