興信所の業務でも多いのが浮気調査の依頼です。ドラマの探偵とは違い、現実は浮気調査などが多いです。
さて、興信所に浮気調査を依頼するとその後どのように調査が行われるのでしょうか。興信所が行う浮気調査の流れについて記したいと思います。
1.興信所へ相談
まず、最初に依頼者が探偵に相談するところからスタートします。
なぜ浮気調査を依頼したいと思ったのか、そして依頼者と浮気調査の対象者との関係などを聞きます。
その後、依頼者と相談して、いつ、どこで、どのように浮気調査をするかを決めます。そのようにして、調査の日時を決定してから依頼料を受け取ります。
2.下見調査
さて、それから実際に調査をする日まで、探偵は調査現場の下見を行います。
事前に調査対象者が普段、どのように行動しているのかを調べます。
例えば、会社が終わってからどのように駅まで歩いていくか、どの電車に乗るのか、などです。
さらに、調査するためにはどの機材が必要かなども頭の中でシュミレーションしながら分析します。
3.調査当日
そして、調査当日となりました。まずは尾行を行います。
尾行には歩行による尾行と車による尾行があります。
どちらも対象者に気づかれてはいけないので、細心の注意を払って尾行を行います。
万が一、見失ってしまった場合に備えて、別の調査員も待機させておきます。
事前の下見で、どこにどのルートを使っていくかを調べているので、すぐに対応できるようにしています。
4.浮気の証拠をとる
そして、実際に浮気現場での証拠を収める際には写真が必要となります。
その際には、きちんと相手がどんな服装で顔もはっきりと分かるように写真を収めなければいけません。
そして、何時何分にどこで会っていたかを記録することも大切です。
さらに、依頼者に報告することも必要です。場合によっては引き続き尾行して、証拠をさらにつかんでほしいという場合もあるからです。
そのまま尾行してホテルから出るところを写真に収めてほしいという依頼者は多くいます。
5.報告書作成、依頼者への報告
そして、浮気調査が終わってからは調査報告書の作成となります。
その際には必ず、日時、天候、分刻みのスケジュール、対象者の服装、様子、細かい場所の明記などを報告書に記載します。
そして、証拠である写真も合わせて報告書として依頼者に渡します。合わせて、当日の調査の状況などを詳しく依頼者にも報告します。
以上が、浮気調査の流れです。非常に地味な調査ではありますが、きちんとした準備がなければ成功しません。